映画『シックス・センス』は観る者すべてを裏切る結末のラストシーンが超有名です。
またその際の伏線には理解不能な難解なものも数多くあり楽しむことができました。
しかしこの映画はそれだけではありません。単純なサスペンスとは違い『深いメッセージ』が隠されています。ここではそんな小ネタを用意していきます。
本記事では、そんな『シックス・センス』の奥深さに迫り、象徴的な赤色の使い方や、観客の心に響く有名なセリフ「I see dead people」にまつわる裏話を探ります。さらに、撮影中に起こった不思議な出来事にも注目し、映画の魅力を新たな視点から再発見していきます。
「シックス・センス」の予想だにしなかった小ネタを挟む5つのポイントについて解説します
今回紹介するのは下記の「5つ」
①シックス・センスの隠されたメッセージ
映画『シックス・センス』での隠されたメッセージというのは、マルコムとコールの医師と患者がともに治療を頑張ったことへの物語に感動するのが本当の目的な感動ですなく、『マルコムとアンナ』の生と死に関連しても揺るがない永遠の愛をテーマにしているとしか思えないというのが隠れたメッセージと受け取りますがいかがでしょうか？
シックス・センスより
【シックスセンス】
— オススメ超名作映画！ (@introduceM) December 17, 2018
高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者の凶弾に倒れてしまう。
リハビリを果たした彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。
そして彼には予想もつかない真実が待ち受けていた……。 pic.twitter.com/UVDuxzJYFK
ギル「シックス・センス」の見どころはラストシーンに間違いないのですが、マルコムとアンナの永遠の愛の描写に泣けますよね
②象徴的な赤色の使い方とは？
この映画には『シークレットカラー』があるのをご存知ですか？
もちろん伏線に関連して気がついた方も多いと思いますが、、
『赤』なんですね。
具体的には・・・
- コールの母親が着る赤いドレス
- コールが学校で出会う赤い扉
これは物理的なものですが。
ラストシーンではその赤が印象操作的に使われています。
- マルコムが真実に気づく瞬間
- コールが自らの恐怖と向き合うシーン
このように何かの変化があるときに『シグナル』として使われていますね。
シックス・センスより
この色彩による印象操作は、赤を使うことによって
色彩による意味合いを『物語の展開に密接に関わる意味』として使っていますね。
20年前から幽霊騒動に翻弄されてきたトニ・コレット。
— たいむぽっかん（ぶっちゃけシネマ人生一直線！） (@cimemantaro) December 15, 2018
『シックス・センス』で亡き母親との秘密に涙するトニ・コレット。
『ヘレディタリー／継承』で亡き母親の攻撃におののくトニ・コレット。 pic.twitter.com/HXS4l7JuNW
③映画の衝撃的なラストシーンとその伏線
コールとの会話の中で「死者は自分が死んでいることに気づいていない」というセリフが出てきます。
マルコムはそれでも自分に置かれている立場を理解していません。
もちろんこの時点では私も同じですが・・・
しかしこれはマルコムの状況を暗示して巧妙な伏線になっていますね。
このセリフがラストシーンでの真実を浮き彫りにし、物語の全体像を理解するための重要な手がかりになることは間違いないですよね。
モッチーえっ、ちょっと待って！マルコム先生が…まさかそんなオチだったなんて、思わず鳥肌立っちゃったよ！最初から何か変だと思ってたけど、ここまで緻密に伏線張られてたなんて、シャマラン監督すごすぎ！もう一回観直したい〜！
④有名なセリフ「I see dead people」の裏話
主人公コールが持つ「特殊能力」は死者を見ることができるこのセリフを言うときは
シャマラン監督は撮影に関してはコール役のハーレイが本当に怖がっているように見えるタイミングを見極めるまでチャンスを待っての撮影だったみたいですね。
#お前らガチ泣きしたシーン晒せよ
— ロバート (@1967alabama) November 5, 2018
「シックスセンス」のラスト近く。息子が母親に打ち明けるシーン。 pic.twitter.com/3AO0YInG2Y
ギルI see dead peopleは本当に映画史に残る名セリフですよね。
あーっもう1度見てみたいなぁ…
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■見どころ（おすすめポイント）は？
見どころ①：二人の卓越した演技こそ伏線隠しだ
この映画は動的なシーンがまったくありません。物語は、主人公二人の会話によってほぼ成り立っています。しかし、この静かな会話の中にこそ、二人の深層心理を探る鍵が隠されており、観客はその感情に深く共鳴することができます。ブルース・ウィリスとハーレイ・ジョエル・オスメントの卓越した演技力に、脱帽です。
★いきなりですがシャマラン監督との再タッグで、スーパーヒーローをテーマにしたシリアスなスリラー映画を紹介しますね。ブルースは、奇跡的に生き残った普通の男を演じ、静かな演技でシックスセンスばりにシリアスです。
アンブレイカブル
— しろくろ (@46kuro46kuro) June 8, 2024
おもしろい
なんというエスパー魔美的な…
このサイズ感の展開が楽しい
今回はアメコミをモチーフに「物語」を肯定するシャマラン pic.twitter.com/uKbdVqtJb7
二人の卓越した演技が光ったなーと思ったシーンを紹介しますね。
- マルコムとコールの初対面シーン
- コールの告白シーン
- マルコムの妻との会話シーン
- コールの夢の中のシーン
- ラストシーンでの明かされる真実
この二人の会話の特徴は・・・『暗い～』のひとことです。
でもそれだけに、目がセリフを言うというニュアンスを感じさせるシーンが多く散見できてやっぱり名演技だなーと感じますね。
ギルコールの恐怖と不安が入り混じった表情はホント印象的ですよね。
マルコム自身も常に治療に役立っているのかどうかのジレンマが表情に現れてきますからスゴイ演技です！
見どころ②：緊張感を高めるカメラワークに注目
シャマラン監督のカメラワークは緊張感を持続させる感じを受けますがどうでしょうか。個人的には、カメラワークはマルコム視線ではなく、コールを見上げる視線が多いように思います。
おそらくこのアングルがコールの不安や恐怖を一段と増幅させるアングルかなと思っていますがどうでしょうか。マルコムが必ず会話のさいには目線をさげてコールの表情を確かめながら会話をするとうシーンも緊張感が漂う雰囲気にさせる感じです。
シックスセンスより
いかにも会話しているかのようなカメラワークと演出は大きな伏線要素です。ここで物語の大枠が理解できた方は観察力、洞察力、推理力はバツグンと言ってもいいでしょうね。
ギルこのあとにコールがドアを開けて入ってきたときの顔の演技♫
演技に関しては監督の指示もあるんだけども、このマルコムを観たときの顔の演技がすばらしかったことで印象に残っています。
「シックスセンス」の予告編映像（YouTube動画）もチェックしてみてください。
予告編を観ることで、映画「シックスセンス」の緊張、不安、期待、あせりなど文字通り『第六感』というものが鳥肌モノという感性を体感できると思いますよ。
『人間には目覚めてはならむ第六の感覚がある』
