『オリエント急行殺人事件』は、アガサ・クリスティの名作ミステリーを映画化した作品で、今回は2回目のリメイク版となります。前作と比べて、ポアロをはじめとするキャストのイメージが変わっていますが、それも含めて観客を魅了すること間違いなしの緻密なストーリー展開と、変わりゆく犯人像に心踊らせながら楽しむことができること間違いないです♫。今回は、そんな制作や俳優の裏話などの小ネタを5選ピックアップし、楽しんでいただけるよう厳選して紹介いたします。
登場人物同士の人間関係やキャストの裏話に注目することで、映画の魅力をさらに深く味わえる小ネタをお届けします。意外なつながりや製作秘話が、あなたの映画鑑賞をより楽しむことができると思いますよ。
「オリエント急行殺人事件」のちょっと興味が出るような小ネタ5つのポイントについて解説します
今回紹介するのは下記の「5つ」
- エルキュール・ポアロの名前の由来に隠された意味
- オリエント急行の実際のモデルとは？
- 豪華なキャスト陣：俳優たちの意外な裏話
- 全員が容疑者の理由：ポアロが見抜いた驚きの動機
- 犯行時間の謎：時間のトリックが生んだミステリー
①エルキュール・ポアロの名前の由来に隠された意味
ウィキペディアで調べたものをこちらにわかりやすく伝わるように文面を簡潔にしております。
オリエント急行殺人事件より
エルキュール・ポアロの名前には、彼のキャラクターを象徴する深い意味が込められていますが、この情報だけでも『深い』ですよね。
- エルキュール：ギリシャ神話の英雄に由来する名
- ポアロ：フランス文化を反映する姓
- 名前に込められたキャラクターの本質
オリエント急行殺人事件
— aya (0165) (@ProdigyAyaKeith) June 28, 2024
善か悪か、どちらかしか無い！
…とか自信満々で言う名探偵ポアロさん、なんかヤダなぁ〜と思って観てましたが。素敵なミステリーでした。
彼が乗った列車で起きる殺人事件。その真実はとても悲しくて…
ジーンときましたね。原作未読で何も知らずに観たので楽しめました…！ pic.twitter.com/XpRXk1gMRn
エルキュール・ポアロの名前には、彼のキャラクターを象徴する深い意味が込められているようですね。
ポアロは単なる名探偵を超えた、非常に魅力的な人物として描かれていることに感心しました。
名前の由来を知ることで、少しはポアロ通になった気分になれたのではないでしょうか。これくらい知っておくと、友人や恋人に『トリビア的なネタ』として披露できるユーモアポケットに収納しておいても、きっと役立つはずです。
ギルいや～、ポアロって本当に奥が深いですね！
これだけ知識が増えたら、次に映画を観るときはもっと楽しめそうです。友達にちょっと自慢してみるのもアリかも…？気軽に披露できる『トリビアネタ』として、ぜひ使ってみてくださいね！
②オリエント急行の実際のモデルとは？
その名のとおり「オリエント急行」が実際に存在していたかどうか、クイズ番組で出題されていたことを思い出しました。
答えは、Yesです♫
世間ではフィクションだと思われている方も多いかもしれませんが、オリエント急行は実際に運行されていた歴史的な列車です。そして、それを映画や小説のモデルとして使っているんですよね。
オリエント急行殺人事件より
- ベルギーの鉄道会社
- 豪華さと快適さを兼ね備えた移動手段
- 戦争と共に歩んだ歴史
このような歴史があります。
現在、オリエント急行は当時の豪華さを再現した観光列車として運行されているようです。ヨーロッパ各地を巡る贅沢な旅として運行されていますよ。
当時から豪華な内装と快適なサービスで、上流階級や裕福な旅客たちの憧れのまとだったんではないでしょうか。
おはようございます☀️
— NYX-immortal_CH🚶ニュクスです😀マイペース🎮️ (@NYX36482045) January 30, 2024
オリエント急行殺人事件
豪華寝台列車オリエント急行。
雪崩で脱線し立ち往生してしまった車内で富豪のアメリカ人男性が殺される。
乗り合わせていた探偵ポアロは捜査に臨むが、乗客全員に完璧なアリバイがあった…#映画#洋画#MurderOnTheOrientExpress#アガサクリスティ pic.twitter.com/f7ducx9tIl
③豪華なキャスト陣：俳優たちの意外な裏話
名探偵エルキュール・ポアロを演じたケネス・ブラナーをはじめ、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチなど、ハリウッドを代表する俳優たちが一堂に会しています。しかし、そんな彼らの出演には、実は意外な裏話が隠されているのです。
ケネス・ブラナー：ポアロ役へのこだわり
エルキュール・ポアロ役を務めたケネス・ブラナーは、ただ演じるだけでなく、この映画の監督も兼任してます。ポアロの象徴ともいえる大きな口ひげは、ケネス・ブラナー自身のアイデアで、キャラクターにさらに個性的な印象を与えるために、何度も試行錯誤を繰り返した結果生まれたものです。また、ポアロの特徴的な話し方や歩き方にも細かくこだわり、原作のイメージを忠実に再現するために徹底的に研究を重ねたと言われています。
ジョニー・デップ：ラチェット役への挑戦
ジョニー・デップは、物語の中心となる富豪ラチェット役を演じています。普段から個性的な役柄を得意とするジョニー・デップです。ラチェットの内に秘めた不安や恐怖を、わずかな表情や仕草で表現するために、撮影前にはキャラクターの心理を徹底的に掘り下げて準備したと言われています。さらに、デップは撮影中も常にキャラクターに入り込んでいたため、現場では彼の迫真の演技が共演者たちをも驚かせていたとか。
ペネロペ・クルス：ミッションを帯びた宣教師役
ペネロペ・クルスが演じたのは、謎めいた宣教師ピラール役です。実は、クルスがこの役に挑むのは当初予定になかったことでした。彼女がキャスティングされたのは、撮影開始直前のことで、それまで彼女が映画で宣教師役を演じたことはありませんでした。しかし、クルスは役作りのために短期間で集中してリサーチを行い、宣教師としての信念や使命感を表現するために全力を尽くしました。その結果、彼女の演技は観客にも強い印象を残すことになりました。
ウィレム・デフォー：徹底的なリサーチで役作り
ウィレム・デフォーが演じたのは、謎多きドイツ人教授ゲルハルト・ハードマン役。デフォーは、この役に深い敬意を持ち、徹底的なリサーチを行ったことで知られています。ドイツの文化や歴史について学び、さらに教授としての知識を得るために実際の学者たちにインタビューを行ったとも言われています。彼の役作りに対する姿勢は、現場のスタッフや共演者からも高く評価され、リアリティあふれる演技につながりました。
ジュディ・デンチ（007・三代目M）：存在感あふれる演技
名女優ジュディ・デンチが演じたのは、威厳あるロシア皇族ドラゴミロフ公爵夫人。この役は、彼女の長いキャリアの中でも特に印象的なものとなりました。デンチは、役作りのためにロシア文化や貴族社会について徹底的に調べ、公爵夫人の気高さと複雑な内面を見事に表現しました。撮影現場では、彼女の存在感と演技力が一瞬で場の空気を引き締め、共演者たちに大きな影響を与えたと言われています。
物語の魅力だけでなく、豪華なキャスト陣の演技が光る作品ですよね。
彼らの役に対する真摯な姿勢と、役作りへのこだわりが、この映画をディープな世界へ引き込んでくれます。これらの裏話を知るときは映画が終わったときのほうが良いと思いますので内容は、アコーディオンで閉じてあります。映画をもう一度観る際には、また新たな視点で楽しめますね。
オリエント急行殺人事件より
モッチーうわ～、そんな裏話があったんですね！特にジョニー・デップのラチェット役へのこだわり、さすがだなぁ。
（最初はデップとわからなかったんですよね）
役作りにこんなに情熱を注いでるなんて、次に観るときはもっと彼の演技に注目しちゃいそうです♪
④全員が容疑者の理由：ポアロが見抜いた驚きの動機
ポアロが見抜いた驚きの動機を知ったとき、『異例の全員が容疑者』という結論に至ったのには理由があるようです。彼らが偶然に乗り合わせたのか、それとも必然的に集まったのか――その真相が動機や証言、アリバイをもろくも崩れていく瞬間でしたね。この理由を、小ネタを交えつつ、深い考察で紹介していきます。
- 犯行の動機：個人的な復讐 —- 共通の殺意を突き止める
- 共同犯行という驚きの真相 —- ある事件に全員が関与
- ポアロの葛藤と最終決断 —- ネタバレのためシークレット
クライマックスシーンであり、ドラマチックな展開でもあるため、ネタバレを避けつつ考察します。ポアロが犯罪と復讐を天秤にかけ、探偵として犯行立証を正義とする狭間で葛藤する姿は、最も感動的であり、私たちに深く考えさせられるナイーブなテーマとして受け取りました。
どちらの答えにも正解がない中で、殺人という事実を前にした苦渋の判断が、「犯人は逃走した！」という言葉に表れていましたね。
リストに載った名前や経歴に注目し、それらがどのように事件の核心に迫る手がかりとなるのかを追ってみてください。
『オリエント急行殺人事件』の乗客リストは、一見無関係に見える人物たちが、実は深く繋がっているという重要な伏線が隠されています。。
[オリエント急行殺人事件]
— JANKLOW (@JANKLOW123) October 2, 2023
私には裁けない
オリエント急行に名探偵ポアロと乗車した14名
1名が殺され13名の容疑者が犯人は一体誰なのか…な映画
かなり展開が早く初見だと誰が誰か分かりにくいが最後には全て分かる作品
今見てもオチが斬新で犯人に同情も出来る内容で
探偵という立場の残酷さが辛い pic.twitter.com/ONTKi4gbgx
⑤犯行時間の謎：時間のトリックが生んだミステリー
『オリエント急行殺人事件』では、タイムラインの矛盾がポアロに違和感を与え、その細かな伏線が物語のカギとなっていくと言っても過言ではありません。事件発生時の複数の証言がズレ、証拠が食い違う中で、ポアロは時間軸を整理しながら事件を精査していきます。この時間に関する巧妙なトリックこそが、ミステリーの核心を突き、あなたのミステリー脳がひらめくかどうかにかかってくる重要な要素となりそうですね。
★タイムラインの矛盾、時間軸のズレの証言や証拠
- 時間のズレがもたらす混乱
- 証言とアリバイの崩壊
トリックを見抜いたポアロの洞察力
最終的に、ポアロはこの時間のトリックを見抜き、犯行時間の謎を解き明かすシーンはかっこよすぎますよね。私は犯人予想がハズれました。
#この映画には一発で惚れるシーンがある
— tak@本好き (@tak26848947) May 30, 2024
ケネス・ブラナーさん版『オリエント急行殺人事件』の推理披露で挿入される、幸せそうなアームストロング一家の姿が映写機で流れているシーン。本映画のハイライトはまさしくこのシーン。この数秒が、この映画をとても心に残る映画にしています。 pic.twitter.com/XHojK5zSGQ
ギルポアロの鋭い観察力と時間軸のトリック、本当に見応えがありますよね！細かな伏線がどう繋がっていくのか、考えながら観るとさらに楽しめるはずです。
あ～、もう一度観てみたくなってきたなー！
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■総合評価＆あらすじ
「オリエント急行殺人事件」のあらすじ
『オリエント急行殺人事件』は、名探偵エルキュール・ポアロが豪華列車オリエント急行に乗り込むところから物語が始まります。列車が雪で立ち往生している最中、乗客の一人である富豪が殺害される事件が発生。ポアロは、列車内の乗客たちを次々と取り調べる中で、彼らの間に潜む不思議な繋がりや矛盾を見つけ出していきます。
調査が進むにつれて、殺害された富豪と乗客たちとの過去に因縁があることが明らかになり、事件の背後に隠された複雑な真相が徐々に浮かび上がってきます。そして最後に、ポアロは事件の全貌を解き明かし、驚愕の結末へと導きます。このミステリー作品は、巧妙に絡み合った伏線と、それらがすべて解き明かされる瞬間の爽快感が大きな魅力です。
■見どころの（小ネタポイント）は？
見どころ①：ポアロのトレードマーク「ヒゲ」に込められたこだわり
名探偵エルキュール・ポアロといえば、その立派なヒゲがトレードマークですよね。実は、このヒゲの形は、主演のケネス・ブラナーとスタッフが試行錯誤を重ねて練り上げた、まさにポアロらしい完璧な形に仕上がったものです。ここで小ネタですが、シリーズ次回作の『ナイル殺人事件』では、冒頭の約5分あたりで、このヒゲの形がどのように決まったのかを描いたエピソードがドラマの中で暴露されているんですよ。
★続編のナイル殺人事件もおもしろいですし、冒頭5分あたりでポアロのヒゲの秘密が暴露されています。
★いきなりだけど、74年度版のポアロのヒゲのほうがいいよ♪というツイートを見かけました。なるほど見てみようかな？
イングリッドバーグマンもまだまだ活躍中です。
【映画が500円だった時代〜チヨ子の名画チケットコレクション】
— 伊田チヨ子（いたちよこ） (@chiyocooooo73) November 20, 2023
3.オリエント急行殺人事件
シドニー・ルメット監督の『オリエント急行殺人事件』（1974）
作品の舞台である列車を活かしに活かしたデザイン‼︎
ピクチャーチケット芸術極まれり。手持ちのコレクションの中でも大好きな一枚です。 pic.twitter.com/cur3c4zjXb
歴代のエルキュール・ポアロを演じた俳優たち
| 俳優名 | 代表作 | 概要 |
|---|---|---|
| アルバート・フィニー 1936年5月9日 | 『トム・ジョーンズの冒険』（1963）、『オリエント急行殺人事件』（1974） | 1974年の映画『オリエント急行殺人事件』でポアロを演じ、エレガントで威圧感のあるポアロ像を描きました。 |
| ピーター・ユスティノフ 1921年4月16日 | 『ナイル殺人事件』（1978）、『地中海殺人事件』（1982） | ユスティノフは複数の作品でポアロを演じ、ユーモアと暖かさのある、人懐っこいポアロを描きました。 |
| デヴィッド・スーシェ 1946年5月2日 | 『名探偵ポワロ』（1989-2013） | 長年にわたりテレビシリーズ『名探偵ポワロ』でポアロを演じ、原作に忠実で細部まで完璧に演じられたポアロとして高く評価されています。 |
| ケネス・ブラナー 1960年12月10日 | 『オリエント急行殺人事件』（2017）、『ナイル殺人事件』（2022） | 最近の映画版でポアロを演じ、監督も務めました。立派な口ひげとアクション志向の強いキャラクターが特徴で、現代的な解釈を加えた新しいポアロ像を提供しています。 |
見どころ②：ポアロの「灰色の脳細胞」の秘密
エルキュール・ポアロがよく口にするフレーズ「私の小さな灰色の脳細胞が…」は、彼の知性と推理力を象徴する言葉として有名ですよね。このフレーズには、小ネタとして面白い背景があります。
「灰色の脳細胞」は、ポアロが自分の頭脳を謙虚に表現しながらも、その実力を誇示するために使うユーモラスな言い回しです。彼は自分の身体的な能力よりも、頭脳の力を最大の武器としており、このフレーズを通じて、ポアロの知的な自信と独特のユーモアセンスが垣間見えますね。
ギル「オリエント急行殺人事件」の予告編映像（YouTube動画）もチェックしてみてください。
予告編を観ることで、映画「オリエント急行殺人事件」の卓越した伏線からの回収に原作者アガサ・クリスティの才能が素晴らしいと感じることができますよ。
容疑者は、乗客全員。
心揺さぶる2つのクライマックスに、あなたもきっと涙する。
