映画『麒麟の翼』は、東野圭吾のミステリアスな小説を豪華キャストで人気を集めた新参者シリーズになります。
ストーリーのクセが強く、巧妙な伏線の絡みに畳み掛ける回収劇はさすがです。
そこでこの映画には隠された裏話や小ネタがいくつも存在すると思いますのであらゆる情報綱で集めてみました。もう一度見たときに、小ネタの予習が入っていると新しい発見や発掘があってドラマの深みや世界観が広がりより一層の映画の楽しみ方の幅が広がること間違いないと思いますよ♪
この記事では、『麒麟の翼』を観る際に知っておきたい意外な事実や見逃してしまいそうな小ネタを紹介していこうと思います。
映画制作の裏側を覗いたり、気になっていた映画の魅力を再発見してみると興味をもってもう一度観たいと思うような気持ちになると思いますよ♪
「麒麟の翼」の見逃していた小ネタ集5つのポイントについて解説します
今回紹介するのは下記の「5つ」。
- えっ見逃してたヨ!さりげなく登場の小物に込められたメッセージ?
- 「あっ、気づいた?」加賀恭一郎のさりげない仕草が示す伏線?
- 伏線の最大のキモ?青柳親子の過去に秘められた真実
- 日本橋の麒麟像に隠されたシンボルの意味とは?
- 映画と原作の違い:ここに注目!
えっ見逃してたヨ!さりげなく登場の小物に込められたメッセージ
この映画ではストーリーに引き込まれるあまり、表面的には非常に気づきにくくそしてさりげなく登場する小物にメッセージ性があります。
これらの小物は、登場人物の深層心理にかくされた「秘密」を探ることができたり、この小物の登場で一瞬「顔色が変わる」「目線がアップになる」などヒント的にもカメラアングルからくる伏線ヒントも面白いですよね。
麒麟の翼 pic.twitter.com/EJX5NlWUdf
— オリゼ味噌仕込め (@Favorit81441477) March 30, 2024
◎自分が気がついたさりげないメッセージ
- 加賀恭一郎の時計を見る仕草は「心情的にかなり焦っている」
- 青柳家に飾られた写真は「過去の幸せぶりと現在の家庭不和を示唆している」
- 加賀の自宅にある麒麟像ミニチュアが映ると、何かのヒントや気づきがある
こんな隠れたメッセージを読み取れました。もっともこれは個人的な主観ですが、そんなに間違ったメッセージの受け取り方はしていないと思いますよ♪
さりげないメッセージ性の小物をみつけたり、登場人物の仕草やクセを見つけたりするのはおもしろいですよね。これらの小物の発見は、映画の隠れたメッセージや見落としていた伏線を再発見することができるのが楽しいです。何度も見返すとまた違ったメッセージの受け取り方や、隠れた伏線を見つけることができますので、このストーリの奥深さを発見することができますよね。
登場人物や背景などのカメラワークにも伏線やメッセージのヒントがあるみたいだよね!
「加賀刑事のしょぼいギャグ」もこの場面はあまり関係ないよというメッセージなのかなw
「あっ、気づいた?」加賀恭一郎のさりげない仕草が示す伏線
憎めないキャラクターでの加賀恭一郎刑事にはさまざまなクセがあります。
そんなクセがさりげなく出たときは、伏線のサインと取りました。
ではいったいどういった仕草をしたときに、気づきやヒントが隠されているのかを自分なりに分析したことを紹介していきます。
- 時計を頻繁に見る仕草(よく時計を何度も見ますが、延長線上に伏線がありそうです)
- 手元に何かを弄る癖(そのとき事件の核心をついた気づきを思わせます)
- 微妙な視線の動き(言葉の裏に隠された真実に気づいた時に見せます)
- 立ち止まって深呼吸する場面(事件の真相に迫ってきておりより緊張を増している)
- メガネを触る仕草(重要な手掛かりを確認している時や、新たな推理を立てている)
加賀恭一郎のさりげない仕草には、物語の進行において重要な伏線が満載ですよね。
仕草のクセは内面をより深く理解することができる感じがします。
加賀刑事の何気ない動作にもぜひ注目して隠れた伏線を見抜いていきましょう!
『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』
— Mie (@vJ0yWFvvsxDx8wk) March 23, 2024
東野圭吾作品は本当に切ない
気持ちや思いのすれ違いで取り返しのつかない結末を迎えたり
自分以外の誰かの心を理解するのは本当に難しい pic.twitter.com/7l7aGiPOUc
伏線の最大のキモ?青柳親子の過去に秘められた真実
青柳親子の過去に秘められた真実がこの麒麟の翼において重要なテーマだと思います。
この映画の物語の核心部分と言っても過言ではないと思います。そこでこの親子の過去が物語の核心にどのように関わり、事件の解決に向けた重要な伏線となっているのかを考察していきます。
- 青柳親子の複雑な関係
- 水泳をやめた息子と父親の葛藤
- 過去に隠された秘密
- 真実が明らかになる瞬間
- 親子の再生と事件の結末
青柳親子の過去は、物語の伏線として巧妙に配置されています。
秘められた過去が明らかになることが事件解明の最大のキモとなっていることは間違いないと思います。
親子の葛藤と再生には本当に涙モノです。これが東野圭吾ワールドだと気付かされましたね!
何度見てもこのシーンは泣ける!リアルな自分をダブらせると後悔の連続で自分を責めてしまうけども・・・
子供を持つ親は全員泣ける!被害者が死んでから親子が再生されるのは実に悲しい♪
なぜ水泳をやめたのかと親子間で葛藤を探る過程で驚くべき事実を知りますがそのあとの、父親の取った行動が「本当の親子愛」と感じましたよ。
日本橋の麒麟像に隠されたシンボルの意味とは?
重要なポイントには必ず麒麟像の前での伏線であったりその回収であったりと重要な場面に必ず登場します。
麒麟像は単なる背景ではなく、物語全体のテーマや登場人物たちの内面を反映する重要なシンボルとして考察できますよね。
今日は重盛の人形焼食べながら、麒麟の翼視聴☺️
— ちゃむこ🎬📷🍿 (@_cmkcmk_) March 9, 2024
やっぱり阿部寛さんの演技最高🥹最後の言葉に泣かされた😢加賀さんシリーズは勇気とか信じる心、家族愛がテーマなのが良いよね(^^)
日本橋は好きな街の一つになりました♪
もっと色々散策したいなぁ(,,ơvơ,,)#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Rzy6f7ZafI
- 事件の舞台としての日本橋を印象付ける意味?
- 物語の進行と麒麟像の象徴的役割(登場人物たちのそれぞれの思い?)
- 麒麟像の意味合いを物語の最終メッセージとリンク?
主観があいまいですが、一番印象に深く思ったことは、登場人物それぞれが麒麟像を眺めながら過去の自分と今の自分の心境のギャップをセリフなしで語っている感じでストーリーの流れとしては非常に理解ができるシーンが麒麟像の前のシーンは多かったように思います。
映画と原作の違い:ここに注目!
小説と映画を同じように描写する自体難しいので比較することはナンセンスなのですが本音としては映画を先に観てほしいと思っています。
その理由は、まずはビジュアルから理解できるからです。
またそのあとの小説の読みがすごく「深く入り込む」ことが実感できると思います。
原作を読んでから映画を観る、またはその逆でも楽しめると思いますが
まずは映画を観ることをおすすめしますね♪
- ストーリー展開のテンポ(映画の時間成約の都合があると思います。)
- 登場人物の描写とキャラクター設定(映画では描写しきれない部分がある)
- シーンの省略と追加(原作で重要だったシーンが映画では短縮されている)
- 映像化による感情の表現(映画では映像や俳優の演技によってそれらが表現されている)
原作よりも脚色を強めたシーンもありますし、
感情的部分を俳優や映像により、怒りや悲しみを増幅させている効果も違いますから
一概にも小説が良い悪いも映画の良し悪しもないと思いますので結論はベタですが両方で楽しみましょうということですね
映画を先に観ると主人公の加賀恭一郎のイメージが阿部寛を引きずって小説をたのしむこともできるのではないかな?そしてさらにもう一度映画を観るというのはどうでしょうか・・・
あーもう1度見てみたいなぁ…
というあなたへ…!
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■総合評価&あらすじ
「麒麟の翼」のあらすじ
物語は、日本橋の麒麟像の前で一人の男性、青柳武明が刺されて倒れ込むところから始まります。事件を担当する警視庁の刑事、加賀恭一郎は、青柳の過去や人間関係を調べながら、事件の真相を追い求めます。
捜査が進むにつれて、青柳の家族や職場、そして彼の周囲にいた人物たちとの複雑な関係が徐々に明らかになり、事件の背後に隠された真実が浮かび上がってきます。加賀は巧妙に張り巡らされた伏線を一つ一つ解き明かしながら、ついに事件の真相に辿り着きます。
『麒麟の翼』は、ミステリーとしての緊迫感を保ちながら、家族の絆や人間ドラマを丁寧に描いた感動的な作品です。
■見どころ(おすすめポイント)は?
「麒麟の翼」上の予告編映像(YouTube動画)もチェックしてみてください。
予告編を観ることで、映画「麒麟の翼」の緊迫したストーリー展開と感動的な人間ドラマを垣間見ることができますよ。
究極の親子愛でどのように展開するか絶対観てほしい映画ダヨ。
見どころ①:映像美と東京の風景
日本橋の麒麟像
映画を見終わったら即、リアルな麒麟像を見たくなりました。というよりも見上げたくなりました。
映像では麒麟像を見上げるシーンもありますが、カメラアングルにより麒麟像の背後からカメラを設置して背後から登場人物の映像が映画っぽくていいなーという率直な感想です。
冒頭の5分で事件に隠された「あらゆる伏線が組み込まれています」
最終的には、麒麟像が青柳武明の死と彼が守ろうとしたものを象徴していることがわかってきます。
日本橋七福神めぐり
この映画を観るまで知らなかった日本橋の七福神めぐりですが、行ってみたくなりましたよね。
🆕YouTube動画アップ✨
— あべしぃ📚ブックチューバー (@honjituno) January 27, 2024
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聖地巡礼企画第2弾📚!甘酒横丁、人形焼き、七福神巡り、麒麟像!めちゃくちゃ楽しかったです😊📚
【聖地巡礼】東野圭吾「新参者」「麒麟の翼」の舞台!日本橋人形町を歩いて加賀恭一郎シリーズの世界を満喫してきた!【ミステリさんぽ#2】#パンの耳 pic.twitter.com/CjBfPgbsdK
見どころ②:青柳親子の過去の葛藤から再生への道のり
親子愛と事件の真相をハイブリッドさせたストーリー
青柳武明とその息子との関係は、後半から徐々に明らかになり、事実を知った父親が取った行動が息子に勇気ある行動を取らせる流れがあります。
このシーンはある意味、裏クライマックスと言ってもいいほど、子を持つ親にとっては本当に泣けて泣けて、、そして自分自身の子供との接し方に「反省」をしてしまった経緯に感涙です。
■印象に残ったセリフ・シーン
加賀恭一郎の決意を示すセリフがかっこいい
「たとえ誰が相手でも、真実から目を背けるわけにはいかない。」
阿部寛が言うから格好いいのかもしれませんが。
事件の真相に迫ってもう少しで解決するぞという心情だと思います。
真実に対して誠実であろうとしているかというのがわかりますよね!
日本橋の麒麟像を前にしたラストシーン
ラストシーンで加賀恭一郎が日本橋の麒麟像を見上げるシーンは、心に響く場面でした。
ときには見上げるシーン、時には麒麟像が見下ろすシーンがあり情景や心情によって麒麟像のアングルを変えて
麒麟像自体に仏像みたいな神格化された雰囲気が最後のシーンではとても印象的でした。
ネタバレを避けるために詳細は避けます
クライマックスシーンでは、新犯人の心情や経緯も胸がすく思いがありましたが、
最終的には東野圭吾節の親子愛の再生にやられました。感涙です♪
この映画は本当に事件解明と人間関係の修復ドラマを見た感動が大きいです。💛
東野圭吾作品で映画化もされた加賀恭一郎シリーズ『麒麟の翼』のスポットを巡りました。人形町は先月訪問したので、今回は日本橋周辺です。
— ひこうき雲@本のある生活 (@hanashitai_hon) June 30, 2024
麒麟の像や犯行現場を訪れると、阿部寛が演じる加賀恭一郎を始め、豪華キャストたち、中でも特に中井貴一さんの名演技が思い起こされ涙が出そうになりました。 pic.twitter.com/uwI1MYKrp3
映画「麒麟の翼」のラストシーンは、絶対にネタバレ厳禁な重要な場面です。
■みんなの評判は?
アマゾンレビューをくまなく読んで印象に残ったレビューを紹介いたします。
映画は俳優や情景の影響をかなり受けやすいですね。
キャストが違っていればこれほどの大作にはなっていなかった予感もするぐらい、主人公もその脇役陣も最高の演技を見せてくれました。このシリーズはずーっと愛されると思います。
残念だったのは、刑事の事件会議で落語家が出演してしまっていることだ。もちろんその場のユーモアを狙ってのことかもしれませんが、真相解明での時系列を必死に考えながら見ている自分にとっては、そこには普段のテレビでヘラヘラしているキャストのイメージはいらないと思った。全体像には関係ないが気になったので一言言いたいと思ったしだいです。
■こんな人にオススメ
「風景や映像の美しさに感動できる人」、にとってはとってもおすすめ!
とくに、日本の街道の出発点というロマンが好き。日本橋と七福神めぐりが好きなら絶対観るべし!
麒麟の翼
— みひ👶1y子育てと住宅 (@mihipi_) March 14, 2024
だいぶ前に本読んだけどどんなだったか忘れちゃったからアマプラで見てる
東野圭吾の小説って切なさが残って好き pic.twitter.com/sUqbzJZt4C
まとめ
「麒麟の翼」の裏はなしと小ネタ集5つのポイントについて解説しました。
今回紹介したのは下記の「5つ」。
- えっ見逃してたヨ!さりげなく登場の小物に込められたメッセージ?
- 「あっ、気づいた?」加賀恭一郎のさりげない仕草が示す伏線?
- 伏線の最大のキモ?青柳親子の過去に秘められた真実
- 日本橋の麒麟像に隠されたシンボルの意味とは?
- 映画と原作の違い:ここに注目!
加賀刑事のしぐさにそんな秘密が隠されているとは思ってもみなかったなー
細かな小ネタがこんなにもあったなんて、
もう一度見てみたいなー
というあなた…!
で今なら実質無料で見れますよ!
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無料体験はいつ終了するかわからないのでお早めに…
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無料トライアルの登録から解約の手順は、次の記事で解説しています。
- 日本橋の麒麟像は、正義と平和を象徴するシンボルとして物語全体にわたり重要な役割を果たしている。
- 加賀恭一郎の腕時計を見る仕草は、彼の時間に対する意識と事件解決への焦りを象徴している。
- 青柳家のリビングに飾られた家族写真は、過去の幸せな時間と現在の家族の不和を象徴している。
- 映画と原作の違いとして、映画は物語のテンポを速めるためにいくつかのエピソードが省略されている。