オリエント急行殺人事件を徹底考察!全員が容疑者の謎を解く

ミステリー映画の醍醐味は、主要な登場人物の「深層心理」に隠された伏線行動を見抜き、その裏に隠された真実を読み解くことにありますよね♪
『オリエント急行殺人事件』も、細かい伏線を考慮しながら登場人物の深層心理を深く考察していくことで、難解なトリック巧妙なアリバイ工作を打ち破る楽しさが増していくとおもいますヨ♪。

この記事では、登場人物同士の人間関係を注意深く観察し、点として散らばった伏線が繋がることで、意外な人間関係の深堀りに繋がる推理力があなたの洞察力を研ぎ澄ますことができると思いますよ。

「オリエント急行殺人事件」の乗客たちの深層心理を深堀りして考察していく5つのポイントについて解説します
今回紹介するのは下記の「5つ」

目次

①犯行のタイムラインを紐解く:なぜ列車は遅れたのか?

列車が遅れたのは、犯罪を犯す者にとっての予期せぬことだったようです。
列車を止めるというのは計画的でもなんでもなく、不可抗力である「突然の雪崩」がオリエント急行の走行を阻むという結果になっただけす。

オリエント急行殺人事件より

しかし犯人側にとっては、計画が頓挫することはできず、予定にはない深夜2時に犯行を決行することになります。このタイムラインのズレが感の鋭い、推理力バツグンのポアロの捜査の網にかかってしまうわけです。列車が遅れたことによって犯人側が意図せず行った行動や、ポアロに疑われる原因となった失敗や事象を推理しました。

  • 逃走計画の破綻 — 列車が停まったことで逃げる計画が狂い、犯行後も列車内に留まらざるを得なくなった。
  • 証言の矛盾 — 複数人による犯行が予想される中で、口裏合わせに矛盾が生じ、証言の整合性が崩れた。
  • 不自然な行動 — 無闇に車両を移動したり、外の状況を確認するなどの行動が、ポアロに不審がられた。
  • アリバイ工作の失敗 — 列車の運行が予定通りであることを前提としたアリバイが崩れ、計画に破綻を来した。
  • 物的証拠の不自然さ — 現場に残された物的証拠(例:凶器や手がかり)が不自然に見え、ポアロに疑問を抱かせた。

このようなイレギュラーな事態が発生したのではないかと推測しました。当然ですが、名探偵ポアロにとっては、これらの数奇な伏線が辻褄の合わない点として浮き彫りになり、事件の真相に迫るきっかけとなったのではないでしょうか。

ギル

いや~、これだけのイレギュラーが重なると、さすがの犯人たちも計画が狂っちゃいますよね!
でも、そこは名探偵ポアロ、見逃すわけがありません。ズレたタイムラインが、逆に真相解明の手がかりになるとは…ミステリーって本当に面白いよね❤

②ポアロが見抜いた違和感の正体とは?事件の核心を探る

洞察力バツグンの名探偵ポアロは、乗客たちの最初の挨拶乗客同士の会話「小さな気付き」や「気になる違和感」を覚えました。この最初の違和感こそが、最終的な伏線回収の決定打になっているとは、私は思いもよりませんでした。しかし、この違和感を整理することで、次回この映画を観る際に、より深く楽しむための予習になると思いますよね♪

それでは、ポアロが感じた違和感は何だったのか?そして、それが事件の核心をどのように暴いたのかを探っていきますね。

オリエント急行殺人事件より

あなたもこのあたりのキャプチャーで小さな手がかりを掴んでみたはどうですか?

ポアロが見抜いた違和感の正体
  1. 乗客たちの矛盾する証言 — 列車内での会話や行動について、乗客たちの語る内容に微妙な不一致があったこと。
  2. 行動の不自然さ — ある乗客が不必要に車両を移動したり、何度も外の様子を確認しようとしたりする行動。
  3. 物的証拠の違和感 — 凶器やその他の手がかりが、あまりにも「見つかりやすい場所」にあったこと。

これらの違和感は、一見些細なものに思えるかもしれません。しかし、ポアロのように鋭い観察力と洞察力を持つ者にとっては、逆に不自然さを感じる要素となり得ます。それらが重なり合うことで、違和感が増幅し、ポアロが大いに関心を持つきっかけとなったことは間違いないでしょう。

『オリエント急行殺人事件』を再び観る際には、ポアロが感じた違和感に注目し、その違和感がどのようにして事件の真相に結びついていくのかを感じ取るのはひとつの楽しみ方でもありますよね♫

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③緊張が走る!列車内で浮かび上がる乗客たちの本音

豪華な列車の旅が一転して恐怖の場と化す瞬間、乗客たちの焦燥感と恐怖が顔に現れ、そのこわばりが非常に印象的です。同時に、事件が起こった後、乗客たちの不自然な言動や表情が見られるようになり、隠していた感情が次第にあらわになり様子が手に取るようにわかってきますね。
さぁこれから疑わしき人物を特定していきたいなと思う時間帯でもありますね。

オリエント急行殺人事件より

ポアロにとって、閉ざされた列車内で起こった殺人事件の証人尋問を進めるたびに、次々と容疑者が増えていくことになります。証言を拾い集めるたびに、辻褄の合わない時系列挙動不審無意味に見える喜怒哀楽が浮かび上がり、それぞれの細かな違和感をつなぎ合わせたとき、ポアロのアップが映り、ヒゲがピクンと動いたように見えました。

モッチー

ポアロさん、やっぱり鋭いですね~!ヒゲがピクンと動く瞬間、もう事件の核心に迫ってるって感じがして、ドキドキしちゃいました!あの違和感を見逃さないなんて、さすが名探偵です♪

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④乗客たちの証言が食い違う理由とは?真相に迫る

『オリエント急行殺人事件』でもっとも見逃してはいけないのが「乗客の証言」です。そして、不自然なのは、彼らが何かを隠している素振りがあることです。
「ひょっとして誰かをかばっているのか?」
「ひょっとして犯人を知っているのか?」

そんな憶測が頭をよぎり、私はこの場面にかなり神経を尖らせていました。

私の考察における証言の違和感
  • 意図的な嘘や隠蔽が考えられること
  • 記憶の曖昧さ
  • 複雑な人間関係の影響を疑うこと

おそらく、乗客たちの証言が食い違う理由には、これらの要素が複雑に絡み合っていると考えられます。もちろんポアロもそれに感づいているでしょうが、このシーンは特に緊張感を持って集中して見てほしい場面だと思いました。

リストに載った名前や経歴に注目し、それらがどのように事件の核心に迫る手がかりとなるのかを追ってみてください。

『オリエント急行殺人事件』の乗客リストは、一見無関係に見える人物たちが、実は深く結びついているという重要な伏線を秘めています。

⑤真実を覆い隠すものは何か?ミステリーの謎を解明する

ミステリー映画の真骨頂は、最後の最後まで真相やトリックが見抜けないことにありますよね。この『オリエント急行殺人事件』、わたしみたいなおバカさんにはまったく見当がつきませんでした。今回も『完敗』です。

さて、今回のミステリアスなまとめをしてみると…

  • 表面的な無関係性
  • 意図的な嘘と隠蔽
  • 複雑な人間関係
  • そして、時間と状況の錯覚

という要素が絡み合っていたのではないでしょうか。

言葉にすると、やっぱり頭が混乱しますよね。でも、真実を見抜いてくれたのはポアロですし、事件の真相が解明されればめでたし、めでたしです。

ギル

いや~、ポアロの推理には毎回驚かされますね!
それにしても、あの巧妙なトリックや伏線、どうやったら見抜けるんでしょう?やっぱり、ポアロじゃないと無理なのかも…。でも、こうして真相が明かされた後に、もう一度観てみると新しい発見がありそうだよネ。あ~、もう一度観てみたくなってきたなー!

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■総合評価&あらすじ

オリエント急行殺人事件」のあらすじ

『オリエント急行殺人事件』は、名探偵エルキュール・ポアロが豪華列車オリエント急行に乗り込むところから物語が始まります。列車が雪によって立ち往生している最中に、乗客の一人である富豪が殺害される事件が発生します。ポアロは、列車内の乗客たちを次々に取り調べ、証言を集める中で、乗客たちの間に不思議な繋がりや矛盾が浮かび上がってくるのです。

調査が進むにつれ、殺害された富豪と乗客たちの間に過去の因縁があることが明らかになり、事件の背後にある複雑な真相が徐々に姿を現します。そして最後に、ポアロは事件の全貌を解き明かし、驚愕の結末へと物語を導いていきます。このミステリー作品は、巧妙に絡み合った伏線と、すべてが解き明かされる瞬間の爽快感が魅力の一つです。

■見どころの(考察ポイント)は?

見どころ①:乗客たちの証言の矛盾

乗客たちの証言の矛盾は時間が経過すればするほど、お互いの証言が狂い、時系列が乱れるポロが出てきます。
そして、乗客同士の人間関係も細くそして輪を広げるようにある事件への関係者として伏線が回収されてきます。このようなドラマの流れには集中力と緊張感をもって挑まないと、まばたき一つでも見逃す感覚になりますよね。このシーンはそれぐらいドラマの本筋を理解するのには大切な証言シーンになりますので、重要な考察ポイントとして推薦しました。

★いきなりだけど、74年度版のほうがいいよ♪というツイートを見かけました。なるほど見てみようかな?
イングリッドバーグマンもまだまだ活躍中です。

名探偵エルキュール・ポアロの観察力が光るシーン

メアリー・デベナムとの会話: 服装や態度から彼女の本質を見抜くポアロの洞察力が光ります。彼は、わずかな仕草や表情から、彼女が隠している何かを感じ取ります。

ラチェットとの会話: ラチェットの言動に隠された不安の兆候を見逃さないポアロ。彼の鋭い観察力が、ラチェットの表面下に潜む恐怖や不安を見破ります。

プリンセス・ドラゴミロフとの会話: 口調や身振りから、プリンセスの真意を巧みに読み取るポアロの能力が際立つシーンです。彼女の威厳の裏に隠された感情を見透かすポアロの洞察力は、見逃せません。

ポアロが気になった点や洞察の瞬間は、彼の表情から伝わってきます。まるで「ここに伏線がある」とでも言わんばかりに、ポアロの表情の変化がヒントを示唆しているかのようです。事件と直接関係のない場面でも、彼の卓越した推理力が存分に発揮されているのが魅力です。

例えば、初対面の相手に対しても、持ち物や手の仕草、視線の動きなどから鋭い観察を行い、相手の職業を言い当てたり、過去の悩みや現在の心境を見抜いたりするシーンは圧巻です。

そんなポアロの観察力や推理力に惹かれてしまうんですよね~!

見どころ②:列車の停車とそれによる時間の混乱

オリエント急行が雪で立ち往生するという異常事態が発生しますが、このイレギュラーな出来事が、事件解決の鍵となってきます。この事態が、事件当日の「時間軸のズレ」を引き起こし、証言の矛盾にボロが出るからです。ポアロはすかさずこの時間軸のズレに注目し、その鋭い洞察力で事件の核心に迫っていきます。♪
いきなり「アドベンチャ的な画角が出て」驚いた!

オリエント急行殺人事件より

ギル

映画内唯一のアクション場面に興奮したよね♫
ずーっと静かにドラマが進むのでこのインパクトのある拳銃アクションはある意味興奮したシーンでしたヨ

「オリエント急行殺人事件」の予告編映像(YouTube動画)もチェックしてみてください。

予告編を観ることで、映画「オリエント急行殺人事件」の卓越した伏線からの回収に原作者アガサ・クリスティの才能が素晴らしいと感じることができますよ。

容疑者は、乗客全員。

心揺さぶる2つのクライマックスに、あなたもきっと涙する。

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